
■ ActiveX
少し前に、WindowsUpdateをした後にActiveXを使用していたExcelが使えなくなったと書いていました(WindowsUpdateを実行したらExcelVBAがエラーになる(2014年12月10日))。その時は、問題となったWindowsUpdateをアンインストールする対応をしたのですが、それは間違えた対応だったようです。
ではどうするのかというと、Tempとして作成されている「MSForms.exd」というファイルを全て削除すれば良いらしいのです。
WindowsとOfficeのバージョンやユーザIDによって場所は多少異なると思いますが、私の環境(Windows7でOffice2010、ログインユーザがhari)の場合、下記にありました。
C:¥Users¥hari¥AppData¥Local¥Temp¥Excel8.0

※ 実際には「hari」は、ログインしているユーザー名、最後の8.0は使用しているExcelのバージョン番号に読み替えて下さい。
他、下記のフォルダにも同様のファイルがあるそうです。
C:¥Users¥hari¥AppData¥Local¥Temp¥VBE
C:¥Users¥hari¥AppData¥Local¥Temp¥Wordx8.0
私のパソコンでは、VBEフォルダは存在したのですが中身に「MSForms.exd」が無く、Wordx8.0に至ってはフォルダ自体が見つかりませんでした。使用状況によって、あったりなかったりするようですね。
なお、この「MSForms.exd」を削除しても勝手に再作成されるらしいので、あんまり慎重にならなくても良いそうです。
■ 後書き
結構前にこの対応方法を見つけていたのですが、障害状況が再現できなかったので実験不足として公開を見送っていました。公開できたのは、上司のパソコンで同じ現象が発生して実験することができたからです。
ところで、ActiveXが動作しなくなるという問題は、結構前から存在していたそうですが、その割には、なかなか対応方法が見つからずに苦労した気がします。
発生頻度が極めて低いってことなんですかね。
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