
初めに
※ 本記事は、ExcelマクロでCOBOLソースを自動編集させるマクロを作る記事の第5話(最終話)です。
準備
シート上にボタンを設置して、ここに前回(NetCOBOLのソース編集をExcelマクロで作ってみた(Cobolソース編集))作成したSourceEditメソッドを登録します。

このボタンを押すと、処理が実行されます。
一連番号領域の編集
一連番号領域に、あり得ない値を設定したソースを準備します。
5行目には、空白行を作っておきます。

下記は、処理実行後の結果です。
一連番号領域にあった不正値が連番に上書きされ、5行目の空白行が削除されています。

SQL領域の編集
今度は、EXEC SQL ~ END-EXEC. の範囲内の編集が動作するか見て見ます。
埋込みSQLの範囲内に、COBOLの行内コメントを書いておきます。

実行結果です(一連番号領域を空白にするモードで実行)。
COBOLの行内コメントが、80BYTEから始まるように移動されています。

上手く行ったね
どうやら、上手く動いてくれました。
サンプルには提示していませんが、後方空白の除去機能もきちんと動作してくれます。
第1話(概要): NetCOBOLのソース編集をExcelマクロで作ってみた(概要)
第2話(共通関数): NetCOBOLのソース編集をExcelマクロで作ってみた(共通関数)
第3話(専用関数): NetCOBOLのソース編集をExcelマクロで作ってみた(専用関数)
第4話(Cobolソース編集) : NetCOBOLのソース編集をExcelマクロで作ってみた(Cobolソース編集)
第5話(実行結果) : この記事です
投稿記事の一覧:目次
※ 追記1 動作環境
確認した動作環境は、WindowsXP SP3、Excel2000とExcel2010で動作確認しています。
※ 追記2 サンプルで使用したエディタ
今回の実行結果のサンプル表示に使用したのは、DeuxEditorというフリーのテキストエディタです。
短形選択、強調表示、文字コード・改行コードの指定などを備えた、タブ型の高機能テキストエディタです。
NetCOBOLで開発を始めた時から、ずっとエディタを探していたのですが、いろいろ試した結果こいつに落ち着きました。
※ 追記3 一連番号領域
資産管理をsubVersionで行っているのですが、一連番号領域を採番しなおすと、subVersionで変更履歴が参照できなくなってしまって不便だったので、いっそのこと全部空白にするモードを作成しました。
スポンサードリンク


