
■ 警告
先日、Appleからメールが届きました。

iCloudの5GBの容量を超えそうだってことですが、そんなに使ってただろうか?
最近までインターネット回線が貧弱だった(WiMAXを捨てきれなかった(2年後には止めるけどね))ので、ほとんどのデータは同期させてなかった筈なんですが。
■ 対応
Mac自体のバックアップは別(Time Machine)で取っているので、焦ることもないのですがメールの送受信が停止するのは困ります。警告メールでは容量を購入することを勧めているようですが、先にiCloudのストレージを何で消費しているのか確認するのが先決です。
とりあえず、システム環境設定からiCloudを起動します。
どうやら、バックアップに大量の容量を使用しているようです。右下の管理というボタンから、さらに詳細に潜ります。

バックアップの詳細を見ると、以前使っていたiPodのバックアップが結構な容量になっているようです。

なので、これを削除します。

これで時間は稼げるでしょうが、iPhoneの4GBというのが気になります。そんなに容量を使っているとは思えないのですが・・・
■ iPhone
iPhoneのバックアップといっても、何に使っているのかよくわかりません。とりあえず、iPhoneから「設定」→「iCloud」を表示します。

そこから「容量」をタップ。

「ストレージを管理」をタップ。

ここで、iCloudで使っている容量の詳細が出てきたのですが、やはりバックアップの4.1GBが問題ですね。「このiPhone」をタップします。

ここで、バックアップの詳細が出てきました。

・・・あれ、フォトライブラリの2GBって何だ?
■ 原因と対策
私はiCloudの最初の画面(「設定」→「iCloud」)で写真の同期をOFFにしているので、てっきりバックアップも取得されないと思っていたのですが、ここでの同期とバックアップの取得は別の設定なんですね。
最近、iPhoneで動画を撮る機会が増えたので、それがiCloudのバックアップに流れ、ストレージ容量を消費する原因になったってことでしょう。iPhoneで撮影した写真や動画はMacのiPhotoを経由してTime Machineで外付けハードディスクに逃がしているので、無理にiCloudでバックアップを取得する必要はありません。
ということで、フォトライブラリ(ついでにiMoveも)をバックアップ対象から外します。

はい、一気に使用可能容量が増えました。

■ 後書き
iCloudのストレージ容量を増やす場合の費用についても調べてみたのですが、20GBで100円。200GBで400円。500GBで1,200円。1TBで2,400円だそうです。この金額、月額料金なので結構高いです。
前々から思っていたのですが、Appleは無料で膨大な容量を提供する他メーカ(GoogleやMicrosoft)とは考え方が違うようです。
Googleドライブなんかだと、色々なファイルを無造作に突っ込めますが、iCloudはMacやiPhoneとの連携が前提で、好き勝手にストレージをデータの置き場として使うことが出来ません。ユーザーにある程度自由に解放する他メーカに対して、Appleはハードと強く連携させたいんでしょうね。
これは、ソフトからハードまで自社で一貫して生産できるAppleの強みであり、同時に弱点でもある気がします。
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