
■ 数値の小数点以下
Excelで数値を表示する時には、意識して小数点以下を表示するよう書式を設定しないと整数部しか表示されません。しかし、小数点以下を表示すると、小数点以下に値が無くても表示されてしまうようになります。

モノによっては良いのですが、会議やお客様に提出する資料では困ります。
■ 書式設定
この問題ですが、セルの書式設定で解決する事が出来ます。
リボンから「ホーム」ページを表示して、対象のセルを選択して「フォント」グループの右下をクリックします。

「表示形式」ページを表示して、左側のリストから「ユーザー定義」を選択。種類に「#,##0.#;[赤]-#,##0.#」と入力します。

セミコロン(;)から右側は、数値がマイナスの時にフォントを赤くする設定なので、負数が黒字で良ければ不要です。重要なのは小数点の右側に表示したい桁数分の#を入力する事です。
設定が終ったら「OKボタン」をクリックします。
■ 結果発表
こうなります。

整数部には3桁ずつのカンマがあるし、少数点以下に数値がある時だけ表示されています。問題は、小数点以下に数値が無い時にも小数点が表示される事ですね。
まぁ、常に小数点が表示されても問題ないのであれば、これでOKですね。
■ 後書き
ちょっと前に、Excelで請求書を作ろうとした(VBA(マクロ)無しで印刷範囲を自動設定する方法)のですが、今回の小数点以下の対応もその一環です。
これが印刷用でなければ、小数点以下の扱いなんてどうでも良いんですけどね。
次回:Excelで小数点以下がある時だけ表示する方法(点なし)
投稿記事の一覧:http://harikofu.web.fc2.com/
--- blog end —
スポンサードリンク


