
■ 春先のある日
春先のある日、夕食をどうしようかと思い棚を漁っていると妙なものを見つけました。

クラシエの生姜くず湯です。妙な位置で袋が破れているのは、溶解したからです。記憶が曖昧なのですが、確かやかんか何かの熱したもので下敷きにした結果だった筈です。
あまり食欲もなかったので、夕食はコレで良いかと思いました。
■ 作ってみた
作り方は、粉をカップに開けて熱湯を注いでまぜまぜするだけみたいです。

なんか、子供の頃に父に作って貰った片栗粉(お湯で溶くヤツ)を思い出します。
準備します。

粉をカップに開けます。

熱湯を注いで混ぜたのですが・・・

なんか、固まりません。どろっとした感じで、スプーンで掬うというよりもそのまま飲む感じの堅さです。
しかも、混ぜている途中で手を滑らせてカップが倒れて大惨事に・・・
■ 片栗粉
大失敗です。容量ギリギリの紙コップを使ったのが悪かったのか、お湯が多すぎたのか(マニュアルどおりの量なのだが)、思った通りのモノが出来ませんでした。悔しかったので、父に教えて貰った片栗粉を作ることにしました。
反省を生かして、大きめの器に片栗粉を入れます。

軽く水で溶かします。

溶けた状態で熱湯を注いで、急いでまぜまぜします。

最後に砂糖(今回はラカントSを使用)をまぶして出来上がりです。

今度は上手くいきました。
■ コツ
上手くいったので、汚名返上と言えるでしょうか?久しぶりに作ったので、上手くいくか心配だったのですが体が覚えていたようです。
いくつかコツがあって、必ず少量の水で溶かす事、熱湯を注ぐ直前には溶けきった状態(下で固まっていたダメ)、熱湯じゃないとダメ(少しでも温いと固まらない)、後でお湯を足してもダメ(一発勝負)、お湯の量は多すぎても少なすぎてもダメ、お湯を注いだら即座にかき混ぜないとダメ(時間勝負)。
ようするに中華丼のドロドロを作るだけなのですが、初めての人は大抵失敗すると思います。
なお、今回はスプーンを使いましたが、個人的には割り箸の方がやりやすいです。
■ 後書き
最後の砂糖にラカントSという砂糖もどきを使いましたが、白い砂糖を使うと奇麗に出来上がります。蜂蜜とか入れても良いし、きな粉と砂糖を混ぜたモノをかけても良いかも知れません。
それにしても、懐かしかったです。これ、食べるの何年ぶりでしょうか?確か、地元から札幌に出て来た時に作ったような気がするので、十年ぶりくらいかな?
ホント、懐かしいですよ。
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