
■ 特殊ファイルの設定
前回(proxy.pac(プロキシパック)対応 No.4 WEBサーバー(IIS)Windows7)は、Windows7でIISを立ち上げてproxy.pacを配置したのですが、IIS自体は動くのですがproxy.pacへのアクセスが出来ません。
調べたところ、通常はインターネットで公開しないような特殊なファイル(っていうか拡張子か?)は、単純には公開されないようです。
...また、面倒な事を。
■ IISマネージャ
設定を追加するには、「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」を使用する必要があるのですが、こいつも表示するための設定をしないと出てこないようです。
前回の手順を元に、「Windowsの機能の有効化または無効化」まで起動します。
「IIS 管理コンソール」にチェックを付けて「OK」を選択します。

「スタート」から「プログラムとファイルの検索」を表示し、「IIS」と入力すると、「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」が表示されます。

■ MIMEの種類の追加
ここから、「MIMEの種類」って奴に「.pac」の拡張子を追加すれば良いらしいのです。
サーバー全体に設定する方法と、Webサイト毎に個別に設定する方法があるようですが、セキュリティを考えると、Webサイト毎に設定した方がよさそうです。
まぁ、今回の場合はproxy.pacの公開しかしないので、どっちでも同じですがね。
左側のリストの「Default Web Site」を選択し、右側の画面の「MIMEの種類」を選択(ダブルクリック)します。

※たぶん、左側のリストの一番上を選択すると、サーバ全体の設定になると思う。
MIMEの種類の画面上で右クリックし「追加」を選択。

ファイル名に「.pac」、MIMEの種類に「application/x-ns-proxy-autoconfig」と入力し、「OK」を選択します。

無事に追加されました。

正直に言うと、MIMEの種類に設定した値の事は良く分っていません。深く調べたかったのですが、根を上げました。
■ proxy.pac
さて、さっそくIEを起動して「http://localhost/proxy.pac」と入力してENTER!

おぉ!アクセスできるようになりました。

今度は、ネットワークの設定をします。

IEを起動すると、proxy.pacに仕込んだアラートが表示されました。

かなり手こずりましたが、これでテスト環境は整いました。
前回:proxy.pac(プロキシパック)対応 No.4 WEBサーバー(IIS)Windows7
次回:proxy.pac(プロキシパック)対応 No.6 WEBサーバー(IIS)Windows7 ファイアウォールと管理コンソール
投稿記事の一覧:http://harikofu.web.fc2.com/
--- blog end ---
スポンサードリンク


