
■ あれ?
先日、IEからOracleのOracle Enterprise Manager Database Controlに接続しようとしたのですが、何故か接続できません。
接続しようとすると、まずセキュリティの警告が表示されます。

当然、OKで接続しようとしたのですがご覧の有様です。

うーん、前までは接続できていたと思うんですけどねぇ。
環境は、WindowsXPのInternet Explorer8。Oracleは11gです。
■ 動作チェック
とりあえず、Enterprise Managerの動作をチェックしてみます。
emctl status dbconsole
いろいろとゴニュゴニュ表示されましたが「Oracle Enterprise Manager 11g is running.」ってあるので、起動自体はしているようです。
■ 他のブラウザ
ふむ、次に別のブラウザで試して見ます。
まずは、Chromeです。

ふむ、次はMozilla Firefoxです。

信頼済みサイトとかの登録はしていないので、セキュリティ警告こそ表示されますが、ちゃんと接続できるようです。
もちろん、ログインできる事も確認しています。
ちなみに、両方ともバージョンは最新(2013/5/23時点)です。
■ またお前か
という事で、犯人はIE臭いです。とういか、またお前かって感じです。
んで、軽く調べてみるとMicrosoftのセキュリティアップデートが原因らしいです。
・・・パトラッシュ、僕もう疲れたよ(--;)
■ 対応
実を言うと、Chromeで見れてるので対応する必要もなかったりします。
調査したのも、別件で嵌っていたので、ちょっとした気晴らし程度のつもりでしたしね。
まぁ、あえて言うならSSL認証をやめれば良いと思います。
-- 1. dbconsoleを停止します。
emctl stop dbconsole
-- 2. SSL認証を無効化する。
emctl unsecure dbconsole
-- 3. dbconsoleを起動します。
emctl start dbconsole
たしか、こんな感じでしたっけ?
これで、接続先をhttpsからhttpにしてやれば接続できそうな気がします。
ん、自分でやらないのかって?
SSL認証を無効可した後で、元に戻せるのか分らなかったのでやりたくなかったのです。問題ないとは思うんですが、万が一何かがあった時には対応しないといけませんし。気晴らしのために、リスクは冒せません。
■ 後書き
そもそも、Enterprise Managerを使う理由っていうのが、ある処理が時々異常に遅くなるっていう問題の調査のためでした。
通常は、数秒~十数秒で終わるのが、十分以上待っても終わらない時があるんです。私の過去の経験では、特定の機能だけが劇的に遅くなるのは大体はOracle側の問題。つまり、なんらかのタイミングで、不味い実行計画が作成されているんじゃないかなと思ったので、その裏付け(遅延発生時の実行計画)が欲しかったのです。
その目的は、Chromeから接続して達成できたのですが、気になったのはこれです。

実行計画(プラン)の「グラフ」表示ってどんな感じで表示されるのか気になったんですよ。まぁ、結局は見れなかったんですけどね。
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