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(元)社内SEの徒然なる日記

Excel2010で枠線を消して見た

■ 枠線の消し方(普通の方法)

Excel2010で表の枠線の表示/非表示を切り替える方法です。

とりあえず、消して見ます。
まず、リボンから「ファイル」メニューを表示して「オプション」をクリックします。
Excelで線を消す1

左側のリストから「詳細設定」をクリックします。
右側の縦中央あたりまでスクロールして、「枠線を表示する」チェックボックスの値をOFFにします。
「OK」ボタンをクリックします。
Excel‚で線を消す2

これで終了です。

■ 枠線の消し方(マクロ)

これだけだと寂しいので、マクロを使った方法も書きます。

枠線の操作は、WindowオブジェクのDisplayGridlinesプロパティの値で制御します。
値はboolean型で、Trueで表示、Falseで非表示になります。

'アクティブウィンドウの枠線を非表示にする。
ActiveWindow.DisplayGridlines = False


今度は、ブック内の全シートの枠線を非表示にします。

'作業用のワークシート
Dim wkBook As Worksheet

'マクロを実行しているExcelをアクティブ
ThisWorkbook.Activate

'ブック内の全シートを順番に処理する
For Each wkBook In ThisWorkbook.Sheets

'シートをアクティブにする
wkBook.Activate

'アクティブなシート(ウィンドウ)の枠線を消す
ActiveWindow.DisplayGridlines = False
Next


For Eachで自ブック内の全シートを順番にアクティブ&枠線消去をしています。

■ 後書き

実は、自宅ではAppleのNumbersも使っているのですが、そっちの枠線の消し方が分らないんですよね。
マニュアルは良く分らんし、ネットにも情報が見当たらないし(というか、Excelの情報ばかり表示される)、手に負えません。

やっぱり、多少高くついても市場シェアの高いソフトを使った方が、トータルコストは低くなるような気がします。
少し前に、互換Officeってことで無料(又は安い)のソフト流行りましたが、本当の意味でコスト削減になった事例って聞いた覚えがありません。

そもそも、お客さんにExcel以外で作ったファイルを提出しても、見れなかったり、レイアウトが崩れたりで結局はExcelに戻っちゃいます。
取引先に自分たちの都合を強制できる大企業様か、官公庁でもなければ定着しないんじゃないかなぁ。


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