
■ 野幌森林公園
そもそも、キャンプをしようと本気で考え出したのが、すでに8月に入ってからでした。当然の話ですが、ネットで調べたキャンプ場は全て予約で埋まっています。
初めてなのでオートキャンプ場(車を横付け出来る専用スペースって感じかな?)を使いたく、贅沢を言えば、何かトラブルがあった時に自宅に帰れるように近場にしたかったのですが、ちょっと無理があったかな?
とか思っていたのですが、調べてみると予約なしでOK、あるいは予約自体を受け付けていないキャンプ場もあるようです。これであれば、早めに着くようにすれば何とかなりそうです。
色々と考えた結果、野幌森林公園のキャンプ場を使うことにしました。前にトレッキングの記事(妻と2人でトレッキング!(野幌森林公園))を書いた時にも書きましたが、自宅から車で十数分の近場なので、何かあれば自宅に逃げ帰れるので安心です。
ただ、こちらはフリーサイト(駐車場が別にあって、好きな場所を自分で確保)のみで、お洒落な設備(例えば銭湯併設とか)は一切なし。良く言えば、純粋にキャンプを楽しめるキャンプ場のようです。
ちょっと考えものだったのですが、この時は札幌からの来場禁止(コロナの影響)となっていたので、お客さんが少ないかなと見込んだのです。
うん、少し心配ですが、妻と一緒なら何とかなるでしょ。
■ 江別市森林キャンプ場
野幌森林公園と書きましたが、正式名は「江別市森林キャンプ場」です。
カーナビを頼りに車を走らせると、やや狭い山道に入って行きますが、すぐにキャンプ場に到着しました。
左手側に事務所(管理棟)があったので、そちらで受付(まさかの券売機でした)。受付表に代表者の名前、住所、電話番号を書いて、ラミネート加工された番号札(みたいなの)を受け取っりつつ、注意事項の説明を受けます。
注意事項と言っても、ほぼホームページ(http://www.eco-green.bz/camp.html)に書いている内容です。焚火禁止、持ち帰りとかですね。
この日は、何かのイベントでフリーサイトの一部で焚火をするから、少し離れて欲しいと言われました。場所が街から近いので、どうも色々なイベントで重宝されているようです。
■ 設営
設営を開始したのは、9時41分です。混雑が嫌だったので早くきたのですが、ちょっと早過ぎました。ガラガラです(苦笑)。ちょっと張り切り過ぎましたかね(苦笑)。
とりあえず、日陰が出来る大きな木の下に目星を付けて荷運び開始です。結構な量があるので往復する覚悟だったのですが、リヤカー4つ置いていました。うん、良くみるとホームページにも書いてましたね。これなら駐車場から遠くても大丈夫です。

飛び回っているトンボに和みながら、荷物を運びます。


荷物はブルーシートの上に置いて、まずはタープを設置。この時点で10時30分。

さらにテントを設営。ここで11時です。

前日までの準備の甲斐あって、設置自体は順調だったのですが、それでも結構時間が掛かりました。特にタープは手間ですね。タープと紐を結ばないといけないので、どうしても時間が掛かってしまいます。これならタープ付きの大きなテントを買った方が手間が掛からず良かったかも知れません。
いや、まぁ、これはこれで楽しいですかね?
最終的には、こんな感じに設置されました。


テントの中の下にはパッドを敷いています。地面よりはマシだったのですが、寝る時に背中が痛かったのには問題を感じました。
■ 設備
とりあえず、自分たちのスペースは作れたのでトイレがてら、キャンプ場を観察しに行きます。
まずは、何よりもトイレです。キャンプ場の端っこに男女別で2つずつ水洗トイレが設置されています。写真を見ての通り外に手洗い場もあります。

流石にピカピカとまでは言えませんが、屋外と考えるとキトンと整備されていたので不満はなかったです。まぁ、便座を温かくする機能のないトイレだったので、座った時にウヒャァと心の中で思っちゃいましたが(苦笑)。
いや、しかし私も贅沢になったものです。以前なら便座の冷たさ如きで文句なんて出なかったんですけどね。
トイレ側から見たサイトの全景(管理棟の反対側)です。


見ての通りガラガラでした。この後、若干の増加はあったのですが、大きくは変わりませんでした。札幌来場禁止の影響もあるとは思いますが、やや不便なので敬遠されているのかなとも想像しちゃいます。
もうちょっと右方向に体を向けると、こちらには炊事場があります。




日帰り利用者専用のバーベキュースペースって理解でいいでしょうか。私も食器の洗い物をするのに使わせてもらいました。いや、私は使い捨て容器で統一して、そのままゴミ袋に詰め込もうと言っていたのですが、妻としては食器を用意して洗って使いたかったらしいです。
左方向に旋回して管理棟側です。


自動販売機があって飲料を買えるのはありがたいです。本来は、こちら方面もフリーサイトらしいのですが、この日はイベントで使用予定なので関係者以外は使用不可でした。
焚火も禁止らしいです。これは火事が怖いってことでしょうか。そう言えば、受付でバーベキュー台の足の長さが短いのか確認されましたが、それも同じ理由っぽいです。
■ 後書き
設営までで思ったことがいくつかあります。
ペグですが、タープに付属していたペグが頼りなかったので前日にホームセンター(ジョイフルエーケー)で別途購入していました。1本100円もしないのですが、それでも付属のペグに比べたらガッシリしていて頼りになる感じです。
そこそこ風が強かったのですが、最後までしっかりとタープを支えてくれました。付属のペグは細く短くて頼りないので、安くても良いから自分で買った方がよかったです。
ついでに、ペグを引き抜く道具があると撤去が楽かと思います。普通の金槌を持って行ったのですが、引き抜く道具がなくて余ったペグを使って引き抜く羽目になりました。ペグの打ち込み、引き抜きのための専用用具もあるようなので、素直に用意した方が良かったです。
次に、食器の類です。私としては、荷物になるので使い捨て容器の方が良いと思うのですが、妻はしっかりした容器を使いたかったようです。考え方はそれぞれですからね。ここは台所の支配者である妻の考えに従いました。
食器とか洗っているのを見て思うところがあったのですが、翌朝、テントの外に出していたゴミ袋がカラスに突かれて穴を開けられていたので、私の考えのまま使い捨て容器を洗わずにゴミに捨てていたら大惨事になっていたかも知れません。うん、妻に従って正解だったっぽいです。
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