
写ってはいけない物が・・・
デジカメで撮った写真をブログに掲載しようしたところ、個人情報などの貼ってはマズい物があって諦めてしまうことが数回ありました。
画像編集ソフトとかを使えば、どうとでもなるのでしょうけど、この用途のためだけにそんな高価なソフトを買っても勿体ないですよね。
んで、ふと気づいたのですが、iPhotoって画像管理ソフトですよね。ってことは、簡単な画像編集くらいなら出来そうな気がしてきました。
・・・アルバムの電子版程度にしか考えていなかったので、思いつかなかったのですよ。
編集モードにする
iPhotoを起動して、編集したい写真を表示します。
この時点で、画面の右下にこんなツールが出てくると思います。

ここで「編集」を選びます。

すると、画面の右側にこんなメニューが表示されました。

どうやら、ここから色々な編集が出来そうです。
補正してみる
上の方にある「エフェクト」や「調整」を使うと、かなり細かい事が出来そうなんですけど、さっぱり分かりません。というか、そこまでの編集機能は求めていません。
というわけで、使用するのは「クイック修正」に表示されているものだけです。
まず「補正」というのを試してみます。
こちらが、補正前の状態です。

そして、「補正」を選択した後の状態がこれです。

おぉ!何やら奇麗になりました。
上の写真は、データ容量の関係上、かなり解像度を落としているので分かりにくいかも知れませんが、実際にはぱっと見で分かるほど奇麗に(というよりは色合いがくっきりする)なりました。
ぼかしてみる
今度は「レタッチ」で写ってはいけないものを隠してみます。
右のメニューから「レタッチ」を選択すると、サイズを変更するバーが表示されます。

画面のキャプチャが出来なくて見せられないのですが、レタッチを選択した状態でマウスカーソルと画像の上に移動すると、丸い輪っかが表示されます。
この輪っかを、ぼかしたい場所の上でクリックしてやれば良いようです。輪っかが大きい、小さいって時は、サイズってバーで大きさを調整するようです。
では、先ほど補正した写真から、看板をぼかしてみます。

どうやら、ぼかしたい場所の周辺の色彩の情報を使用して、できるだけ違和感のないようにしているようですね。
もちろん、よく見ると変なのは一目瞭然なんですけど、ぱっと見では気付かれないかも知れません。
・・・これで、人間の足の部分を隠してやれば、立派な心○写真の出来上がり、ですね。
編集に失敗した!
いろいろ遊んだあげく、編集失敗!元に戻したい!ってのは、ありがちなパターンですよね。
そんな時は、画面右側のメニューの一番下の「オリジナルに戻す」「取り消す」ボタンを使用します。

「オリジナルに戻す」は、文字通り編集前の最初の状態に戻します。
「取り消す」は複数回の編集をしていた時に、直前の状態に戻します。
後書き
相変わらず、アップルの商品はスマートなものが多いですね。
実はWindowsでも、標準で編集ソフトが付いてきた気がするのですが、あっちの場合、最初からサードパーティのソフトだの大量のソフトがくっ付いてきて何が何やら分からず、何とかたどり着けても、操作方法が分からんってパターンが多いから、機能があっても使わないんですよね。
・・・バージョンアップのたびに、操作方法がガラッと変わったりして、覚えるのが虚しくなるってのもありますし。
しかし、今回の補正、ぼかす、編集前に戻すって一連の機能ですが、エンジニアの目線から見ると、非常に興味深いです。補正時やぼかす時、編集状態を保持するための情報保持のロジックってどうなってるんだろ?
まぁ、知ったところで業務に役立つとは思えませんが、何かのヒントになるかも知れませんからね。
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