
■ 上底の靴
私の身長は、現在の男性の平均身長から大きく下回ります。つまり相当のチビです。学生時代は、身長順で常に先頭を争っていたものです。
これが中途半端に小さいならコンプレックスにもなるのかも知れませんが、ここまで小さいと別にどうとも思いません。って言うか、逆に強みだと思うくらいじゃないとやってられません。
例えば、デカイやつと違って内臓に負担が掛からないから長く生きれるとか、老後の介護が楽とか。
・・・・・・・強み?
まぁ、それはそれとして、現在の仕事は頭脳労働なので身長なんて何の役にも立ちません。これでも仕事は真面目に取り組んでいるので、「人に大きいと思ってもらいたいなら、実績を持って巨人に見せれば良いんじゃね?」くらいの心算ではいます。
・・・ちょっと大きく言い過ぎですね。
なのですが、ちょっと事情が出来たので、一足買ってみることにしました。
■ 靴の椿
向かったのは、札幌は狸小路の1丁目にある「靴の椿」という、この手の靴を扱う専門店だそうです。

大量の商品を扱うチェーン店と比べると、全体的に上品でお高めな感じがします。
色々とあって、購入しました。






狭い店内に余裕を持って靴が並べられていました。とりあえず、フラッと全体を眺めていると店員さんが近づいてきたので(そりゃそうだ)、会話に乗って見ました。
欲しかったのは、プライベートで使える靴です。仕事用については、前述の通り別に不必要なので。
商品は全体的に革製が多いようです。って言うか、全て革製に見えます。後でホームページの商品一覧を見ると、ほぼ牛革で、一部にカンガルー革とか書いていました。
全般的に値段はお高めで1万5千円〜2万円くらい。でも、そこそこ良い靴のようだし、大量生産に向かないマイナーな商品は高くなって当然なので納得です。また、デザイン的には選択肢が少ないのですが、品の良い革製なので私の趣味にジャストフィットです。
いつも困るのがサイズなのですが、店舗に展示している靴については各サイズ揃っているらしいです。注意点として、普通の靴よりも1〜2サイズくらい小さめのサイズになるとか。ほら、踵を高くする関係で足が前に寄るので。
結局、23.5センチまで落として、ようやく足にピッタリ合いました。ちなみに、これがサイズの下限だとか。
誤解のないように言うと、下限は靴によって違うらしく、最初に試しに履いていた靴については24までしかなかったです。それだと、ちょっとガポガポしたんですよね。
■ 感想
やや前傾姿勢になるせいか、歩き始めて少しの間は違和感を感じました。バランスを取りにくいと言うか、階段でちょっとフラッとする感じです。ただ、それも1、2時間で慣れました。
それと、土踏まずの部分が盛り上がっている作りなので、ちと押される感じがします。店員さんによると、痛いと感じる方もいるとか。
そんな感じで、若干の違和感は確かに感じましたが、すぐに慣れました。買ったその日の内に1、2時間歩いて慣らして、翌日は5時間ほど歩き回ったのですが、特に足が痛くて歩けないとか、どこかが擦れると言うこともなかったです。
まぁ、この辺りは購入時にしっかりと足に合う靴を選ぶことが出来るのかって言うお話かと思いますが。
ヒールアップシューズの機能は置いておいても、良い靴が手に入りました。満足満足。
■ 後書き
私は、この手の商品を「上底の靴」って言っていましたが、世間一般では「シークレットシューズ」か、もうちょっとお洒落に「ヒールアップシューズ」なんて言うそうです。
それはそうと、少し意外で面白かったのは店員さんが2名とも女性だったことです。男性のコンプレックスを扱うお店というイメージだったので、店員さんは同性の方なのかと思い込んでいました。
店員さんによると、冬時期なので靴底に滑り止めを付けるので、夏よりも少し高くなるそうです。言い方を変えると、夏冬関係なく同じデザインの靴を履けるということでもあるのかなと。
また、1種類ですがスニーカーも取り扱っているそうですので、夏場はコチラでも・・・いや、流石に運動靴として使うのは厳しいし、ちょっと考えものですかね。
最後にヒールアップシューズ自体の感想ですが、購入したのは5.5センチアップの靴だったのですが、何となく世界が変わって見えました。普段歩いている道を歩いていて、自分の視界に違和感を感じます。
まぁ、悪くない気分でした。
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