
例年、年賀状は「はがきデザインキット」(2016年の年賀状も「はがきデザインキット」!)を使って作成しています。
問題は、先日のMacのデータ消失(macOSのアップデートで全てが消えた経緯)で住所録が消えたことです。
TimeMachineからアプリやデータを戻せないかと四苦八苦したのですが、移行ツールでは無理っぽい感じです。
ですが、データ自体はあるのだし、何とか住所録だけでも取り出せないものでしょうか。
■ 住所録
調べてみるとyubin10.dbというファイルに住所が入っているらしいです。
具体的には、「ユーザー」-「ユーザー名」-「ライブラリ」-「Preferences」-「desigeKit.*****」-「Local Store」にあるようです。
※ ユーザー名は、macのログインユーザー
※ desigeKit.の後は英数字の羅列が長々と続く。多分、環境によって値が違うと思われる
TimeMachineを直接参照して上記にある「yubin10.db」を取り出せば良いのかと思ったのですが、どうしても対象の場所まで辿り着けません。
■ 隠しフォルダ
何だろうと思ったのですが、上記の場所は隠しフォルダだったらしいです。
ですので、隠しフォルダを表示しようと思ったのですが、Finderの環境設定とか見ても表示オプションが見つかりません。もしかして、macの隠しフォルダの表示ってGUIから制御できないのでしょうか。
しょうがないので、ターミナルを起動してコマンドを打ち込みました。
-- 隠しファイルの表示
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
-- Finderの終了
killall Finder
ちなみに、設定の反映はFinderの再起動が必要らしいので、killallでプロセスを殺しています。
■ 後書き
これで、TimeMachineのバックアップフォルダから「yubin10.db」を取り出せました。

後は、単純に上書きコピーするだけで住所録が復活してくれました。これで一安心ですね。
しかし、こうも復旧が面倒となると、TimeMachineだけではなく別の手段でも住所録はバックアップしておいた方がいい気がします。
ちなみに、隠しファイルの表示は、逆の手順で非表示に戻しておきました。
-- 隠しファイルの非表示
defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
-- Finderの終了
killall Finder
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