
Excel2007辺りから、何やらセキュリティの仕組みがいろいろ追加されて、非常にウザいです。
バックグラウンドであれこれやるなら良いんですけど、何か動作させるたびにメッセージボックスとか表示されると、もう迷惑以外の何物でもありません。
しっかし、何なんでしょうね?
そんなに、過去のバージョンで悪用されたりしたんでしょうかね。
マクロ有効ブックにした時にも、メッセージが表示されるようになりました。
再現手順として、まず適当にExcelファイルを作成して、名前を付けて保存から、「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」で保存します。

開発タグのコードグループから、Visual Basicをクリックしてエディタ画面を開きます。
挿入メニューから、標準モジュールを選択します。

すると、それ以降、Excelブックを保存するたびに、変なメッセージが表示されるようになりました。

表示されたメッセージは下記の通り。
「プライバシーに関する注意:このドキュメントには、マクロ、ActiveXコントロール、XML 拡張パックの情報、またはWebコンポーネントが含まれています。これらにはドキュメント検査機能で削除することができない個人情報が含まれる場合があります」
フツーのユーザー相手に、こんなメッセージ出したところで何の役にも立たない(理解できないでしょ)だろうし、無駄にしか感じません。
さらに、メッセージが改行されていないのも、地味にイラつきます。
実にウザいので、下記の方法で出ないようにします。
ファイルから、オプションを選択します。

セキュリティセンターからセキュリティセンターの設定ボタンをクリックします。

プライバシーオプションを表示して、ドキュメント固有の設定にある「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」のチェックをOFFにします。

これで、表示されなくなりました。
最近の流れから考えて、セキュリティ面の強化は理解できるのですが、もう少しやりようがある気がしますね。
例えば、表示したメッセージボックスに「このファイルではこれ以降表示しない」とかのオプションを用意するのではだめなのだろうか?
「保存する時だけだろ、我慢しろよ」って声が聞こえてきそうですが、私はWindows95とかの時代からの使用者で、Excel長時間作業 → Excel異常終了 → 全作業結果喪失 という一連の流れを何度も経験しているんで、短時間(10分程度かな?)に一度の割合で、保存(Ctrl + S)をする習慣があるんですよ。
そのたびに、メッセージが表示されると、邪魔で仕方ありません。
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