
親戚の葬式
先日、身内で不幸があり葬儀が行われたのですが、残念ながら出席できませんでした。
関係が叔父にあたるので、せめて、通夜か告別式のどちらかには出たかったのですが、距離が遠く、日程も平日、さらに仕事が忙しくて、無理ができないという事情から、欠席させてもらいました。
親は出て欲しそうでしたが、無理に出席して体調を崩してしまったら開発中のシステムが納期に間に合わなくなってしまい、いろんな人に迷惑をかけてしまいます。
しかも、叔父と言っても、私は顔も名前も知らず、会った事があるのかすら思い出せないような有様だったので、親に香典だけお願いすることにしました。
・・・これが、両親、兄弟、祖父母、あるいは縁の深い親戚だったら、這ってでも出席したんですけどね。
現金書留を使ってみたい
香典とか、飾り(何て言うのか分からないが、祭壇に飾っているあれ)を親に立て替えてもらったので、費用を現金書留で送る事にしました。
実家までは、車で2〜3時間程度なので、直接持って行ってもよかったのですが、現金書留っていうものを経験してみたかったのです。
考えてみると、お金を人に送る機会がないので、使った事がないんですよね。
何事も経験というし、試してみました。
郵便局で購入
送り方とかよくわからないのですが、まぁ、分からないなら聞けば良いだけの話です。
郵便局に行って、「現金書留で送りたいんだけど」と言ったら、きちんと教えてくれました。
まず、現金書留のための封筒が必要らしく、それを買わないといけないらしいです。
というわけで、買いました(値段は20円)。
普通の封筒より、ちょっと大きめで、厚い感じ。もしかすると、厚いって言うよりも、2〜3重構造なのかも知れません。
これなら、破れる心配も要らないですし、小銭もそのまま入れられそうです。
書き方
封筒の上段に届け先の住所と名前、下段に依頼主(つまり自分)の住所と名前の記載欄があります。
ここまでは普通郵便と同じですが、電話番号の記入欄があるのが違うところでしょうか?
これは書かなくても良いらしいのですが、書いた方が良い(というか推奨されている)らしいので、きちんと書いておきます。
問題は中段です。
何やら、えらく細かい字で何たら金とか書いている欄と、お届け先と言う欄の2つがあります。
何たら金というのは、封筒に入れる(送る)金額というのは想像できるのですが、お届け先って何なんでしょうね?
1行構成で、最後に「様」って文字があるので、受け取る人間の名前を書くってことなんでしょうけど、既に、上段の届け先に名前を書いていますし、無くても良い気もするのですが。
まぁ、いろいろ想像は出来るのですが、窓口のお姉さんに確認すると、「受け取る人が分かっているのなら、書かなくても良いですよ」と言ってくれたので、空欄のままにする事にしました。
封筒を閉じる
記入するのは表面だけのようなので、中に現金を入れます。
なにやら、送り方に暗黙のマナーとかがあって、小銭を送るときは台紙にテープで止めるとか五月蝿い事を言う人がいるらしいですが、別にルールって訳でもないようなので、私はそのままお金を突っ込みました。
んで、封筒を閉じようとしたのですが、何やら妙な構造になっていて閉じ方が分かりません。
説明文は書いてあるので、ゆっくり読めばどうとでもなりそうなのですが、窓口のお姉さんが待ち構えている(この時、私以外の客がいなかった)ので、のんびりしている訳にもいきません。
・・・もういいや!
ってことで、閉じないでそのまま窓口に持って行ったら、全部(それも手早く)やってくれました。
他に入れる物が無いか確認すると、あっという間に閉じてのり付け完了。
うん、自分で頑張るのも良いですけど、ものによっては手慣れた人に任せた方が良い事もありますよね。
これで終わりかと思ったのですが、閉じた部分に割り印(3カ所)を押さないといけないらしいです。
これは想定外で、手元に判子がなかったのですが、判子がないなら、手書きでもOKだそうです。
なので、私の名字を書いて、今度こそ準備完了です。
清算
やっぱり、送料はかかるようです。まぁ、当たり前なんですけどね。
普通郵便と同じく、計りにかけ、そして出た金額が520円。
あれ?思ったよりも高くね?
後で調べたのですが、現金書留の送料は500円をスタートとして、送る金額と重量によって金額が加算されるらしいです。
とは言え、加算分は大した事はないようなので、実際には500円プラスαって事ですかね。
特殊郵便みたいな扱いなんでしょうかね?
ああ、もちろん騒いだりせずに、素直に清算しましたよ?
後書き
年を取ってくると、人に聞くのが恥ずかしいことが増えてきます。
特に一般常識のレベルだと、聞く方も恥ずかしいけど、聞かれる方も戸惑うんですよね。
ぶっちゃけると「お前、その年でそんなことも知らないのか?」ってことですよ。
今回の現金書留もそうですが、普通に生活していると経験する機会が無い(少ない)ものは、10〜20代の若いうちに経験しておきたい物です。
どんなことでもそうですが、一度でも経験していると心に余裕ができて、柔軟な対応が可能になりますからね。
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