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(元)社内SEの徒然なる日記

画面や帳票にやたらと*とか#とか付けたがるの止めて!

■ 理解不能の記号

昔々のシステムは、今のように画面を自由に動かすことが出来ませんでした。また、帳票にしても柔軟な出力ができず、多くの制約がありました。

つまり、1画面、1帳票に表示できる内容に限界がありました。

そこで、ある状態を表すために記号を多用していました。例えば、ある状態を表す時に *(アスタリスク)を表示する、とかです。見る方は、記号を読み取って意味を解釈していました。

ただ、この方法には、不慣れな人には記号の意味が分からないという問題があります。

業界特有の表現方法とかなら兎も角、特定の画面、帳票の中での特有の状態を表す区分とかに使うと、もう何が何やら分かりません。

ってことで、私がシステム開発の主担当になってからは、保守が面倒な記号表記は取りやめて、日本語で表現するようにしました。昔のメインフレームと違って、今はかなり柔軟に作れるので、表題とかレイアウトを工夫すれば、案外何とでもなるものです。

これによって、「この * って何?」っていう問い合わせがなくなりました。

■ 帳票の作成

会社の業務処理の変更とやらで新しい帳票が必要になりました。

使用用途を確認して、社内の業務内容を検討した上でソート順だのレイアウトだの作って提示したのですが、かなりダメ出しをくらいました。

その指摘が納得できるものなら良かったのですが、・・・まぁ、この話の流れで分かる通り、条件を満たす明細に *(アスタリスク)を付けろと言うのです。

何でも、帳票の表示項目を増やすためだとか。

いや、今の帳票って指定サイズに収まるように文字フォントを自動縮小したり、段落とかの区切りも柔軟に設計できるので、そんな無理しないでも良い感じに収まるんで、見た人が分かるように日本語で表現しましょうよって言ってるんですが・・・

何だかね。

■ 後書き

もちろん、こんなことを言うのは年配(55〜70)の方々です。どうも、昔からの感覚が捨てきれないようで、何度話しても一歩も引きません。

正直、そう言う見栄えの部分は若手に任せて貰ったほうが良いものが出来るし、本人たちも私が入社した頃には同じようなことを言っていたはずなのですが、何と言うか、年をとるって嫌なものです。

まぁ、正直もうどうでも良くなりました。これ以上言うと私の人事考課に関わりそうなので、もう放っておきましょう。

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