
■ 保険
ここ最近、余剰資金を投資信託に振り分けることが多くなっていました。定期は利率が現実的な値でなく、債権の類も利益が見込めなくなってきたので、他に選択の余地がないと思っていたのですが、保険って選択肢もあるようです。
今回、住友生命の「ふるはーとF」と言う商品に投入しました。

・・・まぁ、私の資金ではないのですが。
■ 相談
家族から「10年預けた預金が定期を迎えた。これに別口の資金を加えて纏まった金額を何かに預けておきたいけど、何が良いだろうか?」って相談されました。
これが私なら、逆にある程度の金額に分散して預けるのですが、その人の意向は「何も手をつけたくない、使う予定もない、減らしたくない、面倒なのは嫌」だったりします。
・・・もう、定期預金や定額預金で良いんじゃないか?
ただ、何というか、増えるに越したことはないって雰囲気を感じるんですよね。
■ 銀行の勧め
とりあえず、定期預金にするつもりで銀行に行って用件を伝えると、その手の相談窓口に通されて色々と商品を紹介される流れになりました。
そこで進められた商品が「保険」。いや、保険ってなんだよ。こっちはお金を預けたいんだよ。保険は別口で間に合っているよ、それとも保険って言葉の意味が生命保険とは別物なのか?
って感じで困惑したのですが、よくよく聞くと死亡保障のみの終身の生命保険で、一定期間経過後に解約すると元金に利益がついて戻ってくるようなのです。その代わり、その一定期間っていうのが結構な長さで、その期間中に解約すると元本が大きく割れるらしいです。
いくつか商品を紹介されましたが、今回の「ふるはーとF」だと7年間は置いておかないとダメだそうです。



投資信託に比べるとリターンは少ないし、利益が出るまで長い期間が必要ですが、運用しているのが保険会社という安心感、定期などと比べて大きな利益が見込めるというのは良いですね。
なお、亡くなった場合の受取額は解約するよりも大きいのですが、そういう事態は考えたくないので、考慮外だったりします。
■ 後書き
パンフレットの書き方を見るに、少なくとも50代以降の方の老後資金を狙った商品のようですが、私が入っても良い気がします。今回は全額前納って形にしましたが、月払いでも行けるようだし年金みたいに考えて30年放置すれば、結構な利益が出そうです。
あと、銀行が勧めた理由に、解約時(あるいは死亡時の保険金受取時)の手続きが簡単(電話1本)だってのがありました。
定期(というか、銀行の口座)の場合、亡くなった人の口座を使おうとすると、銀行から出生から死亡までの戸籍藤本を全て求められますが(相続人の確認の為らしいです)、それって簡単じゃなかったです。
父が亡くなった時に戸籍謄本を集めたのですが、これがとても大変でした。父が本籍を3、4回移動していたのと、異様に遠い場所に本籍を置いていたことがあって、もう困ってしまいました。
保険だと、最初から受取人が指定されるので、本籍地を巡らなくても現金化できるのが良いところらしいです
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