
■ 雑用
この前、ネットニュースで「新人時代の雑用に意味ある?」って記事を見かけて面白そうだったので私も持論を書いてみることにしました。
サラリーマンとして、避けて通れない面白いテーマですね。
■ するべき
最初に結論を書くと、「するべき」ですね。理由は、一番戦力になっていない人間がやるのが、最も効率的だからです。
時々、「若い人間の力を活かして〜」とか言う人がいますが、現実問題として20代の人間よりも、30代の人間の方が仕事が出来るわけで、ならば30代の人間を仕事に集中させて、20代の人間はフォロー(雑用含む)に廻った方が効率が良いと。
言い方を変えると、入社早々から会社の主力になるような異常に優秀な人間でもなければ、雑用くらいしろって話ですね。
■ 雑用の定義
そもそも、雑用って何って話から始めるのが正しいかもしれません。私の定義だと、ゴミ出し、掃除、コピー取り、プリンタの用紙&トナー交換、お茶出し、こう言った感じですか。
雑用って言いますが、これって誰かがやらないと仕事が廻らないわけで、何気に重要な仕事だったりします。ただ、それをやったからって高い評価をされるわけでもなく、価値の高いスキルが手に入るってわけでもないってだけで。
アウトソーシングって言う人もいそうですが、じゃあ、コストは負担できるのかって話に繋がります。そもそも、それだけの価値があるなら最初から外注してますよね。
あと、庶務課みたいなのを作って、雑用を一手に引き受けてもらうって手もありますが、前述の通り、スキルアップに繋がらない部署になるので、意識の高い人は行きたくないでしょうね。
何より、一昔前の追い出し部屋みたいになりそうな感じがして、ちと嫌です。
そう考えていくと、最初に書いた結論になっていくわけです。
■ 補足
あえて、20代、30代って書き方をしましたが、その上の年代については考えもの。
40代以上になると相応の役職についていることが多いと思います。だとすると、その人達が雑用(掃除、ゴミ捨て、コピー、お茶出しなどなど)していると、「この会社は、そんな年(役職)になっても雑用しないとダメなのか・・・」って思われそうで嫌です。
若い子から見て夢も希望も感じられなさそうだし、部長クラスが雑用をしている姿を外部の人に見られるのは、威厳的な意味でもよろしくないと思います。
■ 後書き
今回の話は、私の私見。異論はあると思います。
それこそ、整理整頓された思想があって、自分が40代(以上)になった時にも雑用しても良いって言うのであれば、それは一つの考え方なんだなって思います。
これで、ただ自分がやりたくないからって言うだけだったら・・・うん、そんな人は最初から戦力外だろうから、勝手に言ってれば良いんじゃないかな(笑顔)。
雑用程度のことすら嫌だっていうなら、お辞め頂いて一向に構いません。そんなに自分が特別な人間だと思うのなら、起業でもして、世に自分の価値を問うてみれば良いと思います。
最新の記事:http://harikofu.blog.fc2.com/
投稿記事の一覧:http://harikofu.web.fc2.com/
--- blog end —
スポンサードリンク


