
■ パンクの修理
前回は、パンクした経緯と修理キットの購入まで書きましたので、今回は修理について書いていきます。
■ タイヤを外す
最初に、タイヤを外します。
修理キットに付属していた金具2本を使用します。1本は鉤で引っ掛けて、もう一本を、その横あたりからグイ、グイッとタイヤの外側を引っ張っていきます。

口で言うのは簡単なのですが、これが外れない。タイヤってしっかりと固定されてるんですね。それでも諦めずに、何度もグイッ、グイッと続けていると、少しずつ外れてくれました。
ある程度外れれば、後は手でも外せるようです。

■ チューブを外す
次は、チューブを外します。
指で外せるバルブ辺りの部品を(キャップ、ナット、虫ゴムなど)を外して、最後にチューブを固定しているナットを外します。ナットレンチを探すのが面倒だったので、工具箱を開いて目に止まったペンチで外しました。

ナットさえ外れれば、チューブを外すのは簡単でした。手でタイヤから引っ張り出します。
■ 穴を探す
水を張ったバケツにチューブを入れて、泡が出る場所がパンクの原因箇所(修理対象)って話だったのですが、作業場所が室内だったので、洗面台に水を張って対応しました。
しかし、どうも上手くいきません。クニャッて空気が抜けてしまって、泡が出るところまで行かないのです。

うーん、一度外したバルブ周りの部品をくっ付けないとダメみたい。ってことで、バルブを取り付けて空気をパンパンに入れました。さて、これでどうかな?

すると、こんなに分かりやすく泡が噴き出しています。

これか。確かに穴が見えます(写真中央、私の親指の先)。

場所を忘れないように、テープを貼っておきました。

■ パッチ
穴周辺を、綺麗に拭いて、紙やすりでこすります。

続けて、ゴムのりを塗ったくります。

乾くまで3分ほど待たないとダメらしいので、タイマーをセット。

・・・3分経過。
パッチのアルミ箔を剥がして、剥がした面をチューブの穴の上に貼ります。


説明書では、ハンマーで叩けと書いているのですが、ハンマーを引っ張り出すのが面倒だったので、目に付いたドライバーの裏面でガンガンと叩きました。

さらに、表面(アルミ箔を剥がしたのと反対の面)の透明の保護シールを剥がします。

空気漏れがないことを確認するため、チューブだけの状態で空気を入れます。大丈夫そうです。

確認後、チューブから空気は抜いておきます。
■ チューブを戻す
今度は、チューブをタイヤに戻します。

捻れないように、嵌めていきます。

チューブが入ったら、タイヤをリムに嵌めていきます。これも手間でしたが、外すよりは楽でした。


完成!

■ やり直し
実は、これ失敗でした。チューブをタイヤに戻す写真を最初の写真を見ると、チューブのナットを締めてしまっているのがわかると思います。
このタイミングでナットを嵌めると、この部分のチューブが上手くタイヤの中に入らなくて、リムとタイヤの間にチューブが挟まる形になってしまいます。
面倒なので、そのまま組み立てたのですが、ブレーキの部分でタイヤが回転しなくなりました。
そこからは復旧作業。空気を抜いて、ナットを外して、プラスドライバーの裏で金具を叩いてリムとチューブの間に隙間を作ります。んで、その隙間を利用してタイヤの中にチューブを収めることに成功。
あとは、ペンチでチューブの金具を引っ張りながらナットを締めて、何とか形にできました。
やれやれです。
■ 後書き
結局、修理開始から1時間30分くらいかかりました。時間が掛かったのは、ブログ用の写真を撮りながらだったってのもあるんでしょうが、それにしても苦戦しました。
会社の人にこの話をすると、ちと呆れられました。自分でバイク(原チャリ)の修理をするような人なので、自転車のパンク程度で苦戦するってのが理解できないみたいです。
開き直って「俺の手はキーボードを打つためにあるのであって、自転車の修理をするようには出来ていないのです」とか冗談半分で負け惜しみを言っておきましたが、まぁ、その、何だかね。
ま、一通り自力で出来てやり方は理解したので、次回があれば、もう少しはマシになるでしょう。
前編:自転車がパンク!修理してみた(前編)
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--- blog end —
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