
■ 外注
色々とシステム開発案件があるので、仕様書まで書いて、後は外注することがあります。それはそれで大変助かるのですが、だからと言って社内に人がいなくても良いって訳ではないのです。
費用を払って外注する以上、何もさせずに遊ばせておくわけにもいきません。なので常時働いてもらうために仕様書まで仕上げないとならないのですが、それがかなりの負担です。
これが社員であれば開発以外の仕事も山のようにあるのですが、外部の方にお願いできる仕事には限界もあるし、何よりも長期的な視野に立った(将来の成長を見越した)仕事をお願いするわけにもいかないので、どうしても開発(プログラミング&テスト)に限られてしまいます。
なんでもやりますって事を言われたって、限界があるわけです。
■ 外注する余力
問題なのは、仕事が集中する過渡期や、要件定義のように時間が掛かるといったケースです。
その期間は、具体的な指示を出す余裕がなかったり、腰を据えて考えこんでいたりするので、仕事が作れません。こういう時に外注の方に来てもらっても、ただ座ってもらうだけになりかねません。
炎上案件の対応として人を増やしても、より一層混乱するだけっていうのと同じ理屈です。必要なのは社内で経験を積んだ人間なわけです。
■ 後書き
自社開発をするのであれば、システムの中を知っているのが俺だけって状況は異常だと思うんですがね。とにかく、システムの知識や経験がなくても良いから、人並みの頭を持った人が欲しい。
人が欲しいって言うと、外注でなんとかしようって風潮にはウンザリです。結局、管理コストの分、俺の負担はプラスマイナスゼロ。これでは意味がない。
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