
情報処理技術者試験(平成24年度秋季)
情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト合格しました!
・・・ごめんなさい、ただの自慢ですね。
お前の自慢なんか聞きたくねぇよっていう素直な方は、そっと画面を閉じて下さい。
合格発表日はドキドキします
今日(2012/12/21)が平成24年秋季試験の合格発表日でした。
朝からずっとドキドキしてたんですけど、結果が“合格”ということで大喜びです。
いつも「不合格でも、勉強した事には意味がある」と言っていますし、心の底からそう思ってはいるのですが、それでも合格すると嬉しいものです。
それに、世の中には学歴とか取得資格とかでしかモノを見れない困った人もいるので、そういう人向けのハッタリになりますしね。
資格勉強は楽しい
私は、中学までは、国語、数学、英語、化学...といった幅広い勉強をしてきて、それはそれで基礎知識という意味で価値はあったと思っているんですが、どうやら私には向かなかったようです。
いや、つまり成績悪かったんですよ。特に英語は酷いもので、中学時代は五段階評価でオール1という快挙?を成し遂げました。
それが、高校は商業系の学校だったために、特定の分野(主に簿記)の勉強を集中的にするようになりました。
どうやら、狭い範囲に集中する方が性にあっていたようで、この時の勉強は楽しかったです。
そういう学校だったので、いろいろな資格試験(簿記、計算事務、電卓、秘書、情報処理など)を受けさせられたんですよね。
既に覚えていませんが、通算で20は超えると思います。
当然合格することもあれば、不合格になることもあったのですが、他に目もくれずに、特定の分野に集中するっていうのは実に楽しかったです。
まぁ、日商二級に挑戦した時は、何度も不合格になって心が折れそうになりましたけどね。
話を戻して
社会人になってからは、資格試験なんてまったく興味なくなっていたのですが、何年か前に情報処理技術者試験の新制度(ITパスポートとか出来たやつ)になったのを機に、受験してみました。
応用情報処理技術者に始まり、データベーススペシャリスト、情報セキュリティスペシャリストまでは何とかなったのですが、ネットワークスペシャリストが厳しかった。
そもそも、私の本職がプログラマーなせいで、ネットワーク系は弱いってのもあるんですよね。
私が良く口にする言葉に「イメージ出来ないものは、作れない」というのがあります。それで言うと、自分で経験した事のないネットワーク系の分野は相性が良くないようです。
そのせいで、実は前回に不合格になっていて、今回が2回目の挑戦だったのです。
悔しかったので、今回は本気になって勉強して、何とか(ギリギリ)合格することが出来ました。
前回あたりから、無線LAN、IPv6とか、余計に分らない問題が出てくるようになっていて、もうお手上げ状態だったので、今回落ちたらもう受験しないつもりでいたので、合格してよかったです。
合格の秘訣
私の合格率が良いせいか、最近、勉強の仕方や、合格の秘訣のようなものを聞かれるようになりました。
うーん、私には、特にこれといった秘訣などないんですけど...
私に答えられるのは、私がどうやって勉強して、どういう心構えで受験したのかって事だけです。つまり、自分の経験ですね。
文書にするのは初めてなんですが、とりあえず書いてみました。
1.マークシート系の勉強方法
マークシートで回答する類ものや、歴史が古い試験については、過去問題集(回答の答え付き)を繰り返します。
この手の試験は、8割方の問題が過去に出題されているようなので、過去問題を解き、回答を見て自分で納得して、数日後にもう一度同じ問題を解くという手順を繰り返します。
新規に出題された問題は、潔く諦めます(分るなら解きますが)。
目指すのは完ぺきではなく、合格点を超える事ですからね。
情報処理技術者試験の午前問題、後は簿記検定はこんな感じで何とかして来ました。
2.実務に近い試験の勉強方法
情報処理技術者試験の、応用情報処理技術者(レベル3)以降の午後問題は、長大な問題文と、実際にありえそうな問題が出題されています。
私の私見ですが、これは過去問題を解いても、ほとんど意味がないと考えています。
必要なのは、問題文を解釈する国語能力と、実務の経験と判断して、どちらも体に覚えさせました。
国語能力を向上させる方法は、本を読むことではないでしょうか?
自分が興味がある本(マンガでは意味が無い)に巡りあえるかが大事ですかね。
ちなみに私は“どらえもん”を読みたいために文字を覚え、中学高校とライトノベルを読みふけっていた人間です。国語力の向上に、難しい小説とか、専門書など不要なのですよ。
もう一つは、実務の経験ですかね。
社会人が資格試験を受験するってことは、自分の仕事に関連した資格なのではないでしょうか?
であれば、最も良い勉強方法は、自分の仕事に真剣に取り組むことだと思います。
私の仕事は、基幹システムのお守なのですが、稼働当初は障害(遅延、領域圧迫など)が多発して、それを何とかしようと必死に勉強したものです。
その経験があったおかげで、データベーススペシャリストを受験した時は、ほとんど勉強せずに合格できました。
逆に、実務レベルで関わりの少なかったネットワークスペシャリストは大苦戦でした。
正直な話、合格できたのは奇跡だと思っています。
3.受験の心構え
当然の話ですが、体調を万全に整えておきます。
風邪とか引かないように、早寝、早起き、うがい、手洗い、栄養のある食事(ビタミン剤でも可)を徹底します。
ですが、もっとも大事なのは心の状態を万全にすることだと思っています。
試験要項をよく読んで、必要なもの(筆記用具など)を事前に揃えておきます。
可能であれば、試験日の前に、試験会場まで足を運んで場所を確認します(当日、意外と道に迷って焦ります)。
私は、試験日の前日に、当日の行動を頭の中でシュミレーションしています。
これで、かなり落ち着いて受験することが出来ますよ。
あと、無駄に気張らないようにすることですかね。
試験に不合格になったら、命を落とすのでしょうか?そんな事は、まずないですよね。
学生時代は「不合格になると恥ずかしい」とも思っていたのですが、何度も受験して合格と不合格を繰り返すうちに、それが無駄なプライドであり、心から余裕を奪って合格率を下げるだけだと気づきました。
適度に気を抜くようになってから、合格率が上がったので心のメンテナンスってのは大事なんだと思います。
4.最後に
いろいろ書いてきましたが、一番大事なのは「最後まで諦めない、気を抜かない」だと思います。
試験用紙に氏名などは書き忘れていないか、マークシートであれば、時間が余ったのなら何度も問題と回答を見直す、記述式なら、分らない問題だからって空白にはしないで、無理やりでも埋める、ですかね。
特に記述式の場合、公式回答以外にも答えがあったり、部分的に採点されることがあるようだし、合格率の調整を行っている可能性もあります。
しかし、諦めて空白にしてしまうと、せっかくの可能性が消えてしまいます。もったいないですよ。
後書き
なんだか、長々書いてしまいましたね。
純粋な文章量では、過去最大のような気がします。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
さて、次は何の試験を受けようかな?
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