
■ xmlファイル
とある資料を、xml形式で保存していて、そのスタイルをxslファイルで指定しています。
IE8までの間は、xmlファイルをダブルクリックすることで表示できたのですが、IE9になってからはソースコードが直接見える状態になってしまいました。
・・・うーむ。
■ IE9
いや、原因は大体わかっているのでファイル内の定義を書きなおせばいけるような気もするのですが、ちょっといじってみた限りでは上手く行きません。
正直、この辺りの知見が少ないので、技術的に問題を解決するには時間が掛かりそうです。幸い、IE9の頃には互換表示設定があったので、それで何とかなりました。
1.IEを起動
2.ALTキーを押して、メニューを表示
3.「ツール」−「互換表示設定(B)」をクリックします
4.表示された画面下部にある「全てのWEBサイトを互換表示で表示する」にチェックを付ける
5.「閉じる」ボタンをクリックします
6.IEを終了します。
■ IE11 開発者ツール
さて、暫く前にIE11にしてみたのですが、今度は何をやってもソースコードが表示されたまま。互換表示設定とか色々とやってみたのですが、どうしようもありません。
唯一、何とかなったのが開発者ツールを使う方法。
1.IEの画面上でF12キーを押して開発者ツールを表示します
2.右側の方の「エミュレーション」タブ、又はバージョンを選択できるリストがあるので、そこから8以下のバージョンを選択します
3.保存したメール(xmlファイル)をIEにドラッグ&ドロップ
※「エミュレーション」タブ、又はバージョンを選択できるリストが見当たらない場合は、WindowsUpdateを行って下さい。
なお、ダブルクリックで開いた状態で上記の手順をやってもダメ、先に開発者ツールでバージョンを下げとかないと上手く行きませんでした。
■ IE11 共有
しかし、開発者ツールを使ってバージョンを直接指定すると表示できるってことは、自分の端末内にあるファイルについては互換表示設定が機能しないって事なんでしょうかね。何やら逃げ道がある気もします。
とか思っていたのですが、どうやらネットワーク経由でアクセスすることで回避できたようです。
手っ取り早いのは、ファイルサーバやNASなどに保存して、それを見る方法。それがダメなら、自分のパソコン内に共有フォルダを作成、アクセス権に自分だけを設定して、そこにファイルを保存。
んで、ファイルを見たい時には、「¥¥端末名(又はIPアドレス)¥共有名」でアクセスして、そこからxmlファイルをダブルクリックすれば良いわけです。
こっちの方が、良さそうですね。
■ 後書き
ここ数年活発になったブラウザの標準化対応が原因なのでしょうが、変更箇所や対応方法を見る限りだと、ユーザーに無駄に負担を掛けているようにしか思えません。
レガシーシステムからの脱却とか、最新技術が云々という話を聞きますが、原因を確認していくと、システムの問題じゃなく、運用する人の問題が大きい気がします。実際、ここ数年でシステムは色々と進歩しましたが、導入から10年以上問題なく使い続けられるものを見たことがありません。
変わること自体は良いことだと思うのですが、過去を切り捨てるタイミングが早すぎる気がするのです。
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