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(元)社内SEの徒然なる日記

新人襲来10 自信喪失

■ 自信

新人君が入社した時から気になっていたのが、妙に自分に自信がないところです。

「自分は出来が悪い」「兄弟は出来が良いけど自分は・・・」「言われた事をやるだけです」「どうせ自分なんか・・・」

・・・煩い!

実際の出来の良し悪しについては置いておいて、そういう後ろ向きな事を口に出されてもウザいだけ。

やれやれです。

■ 成功体験

そもそも、自信なんてものは曖昧なものです。自信を文字通りに解釈すると「自分を信じる」ってことでしょうが、大抵の場合、根拠もなければ、意味もありません。

単に親がチヤホヤして育てたとか、ちょっと人より足が速かったとか、お勉強の出来が良かったとか・・・

要するに、周りの人間が褒めやすい何かを持っていたってだけの話です。

学生時代までは、褒められる内容が総合的な学力とか、スポーツとかに限られるため、尖った人間は評価されにくく、むしろ低く評価されやすいです。

しかし社会人になると、求められるのは「何かを出来る事」です。新人君には、この「何か」を見つけて、成功したという経験をさせてあげたい。

そうすれば、「自分でも出来る」という自信に繋がると思うのです。

■ 後書き

実を言うと、新人君の自信喪失については他人事のように思えません。私自身も出来の良い人間ではなかったので、学生時代には色々と言われたものです。

とある事情で基幹システムのお守りを任されて、そこで必死になって仕事をしたら、いつの間にか評価されていた。それが、自信に繋がったという経験があります。新人君には、同じような経験をさせてあげたいのですが、これ、私の独善ですかね。

・・・悩ましいところです。

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