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(元)社内SEの徒然なる日記

学歴による扱いの差から社歴に想いを馳せる(後編)

■ 社歴

前編(学歴による扱いの差から社歴に想いを馳せる(前編))では学歴についてツラツラと書きましたが、今度は社歴について書いてきます。

社歴、つまり所属した年数の長さに応じて待遇が上がっていきます。能力(というか、人事考課)によって多少の差があるにせよ、単純に入社してからの年数が物をいいます。

まぁ、前編でも書いた通り、一理ある仕組みだとは思います。

■ 「日」と「時間」

さて、ここから、ここまで書いてきた内容をぶち壊す感じの話を書いてみます。

まず、基礎能力が同じ人が、同じ時間仕事をしたら、同じだけの成果を出します。これを前提とします。

この前提ですが、ベースが「時間」なんですよね。「日」じゃないし「月」でも「年」でもありません。故に、毎日定時で帰宅する人と、毎日残業する人とでは、毎日残業する人の方が成果が出るわけです。

1日8時間労働が基本として、ある人が毎日定時で帰宅していたとします。その人の2年後に入社した後輩は、毎日4時間残業していたとします。すると、3日経過時点で、先輩の労働時間は24時間ですが、後輩は32時間になるわけです。

つまり、実時間では3日ですが、後輩は先輩の4日分の仕事(成果)を出している事になります。これを数年続けると(面倒なので計算しない)、後輩の方が、先輩よりも長時間会社で働いているという現象が発生します。

なのですが、年功序列という評価制度のもとでは入社してからの年数がモノを言うので、先輩の方が役職が上になったりします。

一人、会社に残りながら(つまり残業中)、社歴ってなんだろうってふと思った次第です。

■ 後書き

こう書くと、待遇とかに不満がありそうですが、実はあまり興味がありません。もちろん、働きに見合う評価がされれば嬉しいし、それに見合う給与は欲しいとは思いますが、別に出世したいとは思いません。

世俗的な評価より、技術者としての腕を磨くことの方が好きなんですよね。これ、エンジニアのサガなのかな?

あぁ、でも出世したいと思うこともありますね。会社や部署の仕組みや仕事の進め方を変えたいと思うのですが、それを実現するための武器の一つとして役職が欲しいなぁと。

・・・これも出世欲って言うんですかね?

前回:学歴による扱いの差から社歴に想いを馳せる(前編)

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