
ウィンドウが隠れてしまった
こんな状況に遭遇したことは無いでしょうか?

最近のソフトウェアではあまり見なくなりましたが、一昔前のソフトでは、ウィンドウが画面の枠外に消えてしまうことが良くありました。
※ 上記では、エクスプローラを事例に出していますが、実際にはいろいろなソフトで同じ現象が発生します。
こうなるとマウスでは移動できないので、四苦八苦して直していました。
パソコンやソフトの再起動、画面サイズの変更、ついにはソフトの設定ファイルを探し出して、座標部分を強制的に書き換えたことすらありました。
ところが、このウィンドウってキーボードで移動できるんですよね。
この前、ある雑誌に記事が載っていてビックリしました。
...いや、知らない方が恥ずかしいんですけどね。
移動方法
まず、移動方法の概要だけ説明します。
1.ウィンドウを選択します
2.ALTキーを押しながらスペースキーを押下します。
3.一度手を放して、Mキーを押下します。
4.←↓→↑のキーでウィンドウを移動します。
5.移動したら、Enterキーを押下します。
この手順で、ウィンドウが移動できます。
やってみた
実際にやってみました。
ウィンドウを隠した状態で試したかったのですが、再現できなかったので見えている状態でやります。
まず、画面を選択して、ALTキーを押しながら、スペースキーを押します。

Mキーを押下します。つまり、表示されたメニューから「移動」を選択するってことです。
↓を1回押して、Enterキーを押しても同じ状態になります。

マウスカーソルが、ウィンドウ最上部の青いバーの中央に移動して、こんな形になったら成功です。
まぁ、画面が隠れている場合は見えないですけどね。

後は、移動したい方向に、方向キー(←↓→↑)を押すと移動します。
移動先が決定したら、Enterキーを押します。これで移動終了です。
ちなみに、移動を取りやめたい場合は、EnterキーではなくEscキーを押します。
これで、元の位置に戻ります。
もちろん、移動を確定した後では戻りませんよ。
後書き
このメニュー自体は昔から知っていたのですが、今一つ使い方が分っていなくて「なんだろなぁ」とか思っていました。そもそもマウスで移動できるので、必要性を感じていなかったんですよね。
この手の小技って、知っているといざという時に役に立つんですよね。
勉強になりました。
ちなみに今回は移動を紹介しましたが、同じ要領でサイズ変更も出来るようです。
というか、このメニューから一通りのウィンドウ操作(最大化、最小化、閉じるなど)ができるようです。
マウスが動かなくなって、キーボードだけで何となしないといけないっていう緊急事態とかで役に立つ......かなぁ?
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