
■ 規約の作り方
コーディング規約ってものは、細かく作ろうと思えばいくらでも細かく出来るのですが、そうすると理論は綺麗だけど難しすぎて使えないものになってしまいます。
なので、意図的に緩く作った方が良いと思うのです。かといって、あまりに緩くしては目的を達成できません。そうなると、調整方法に迷うところです。少し悩んだのですが、一歩下がって「何のために規約を作ろうと思ったのか」に立ち返ってみました。
■ 整理
そう考えると、前回(ExcelVBAのコーディング規約を作ってみた No.1 始まり)のダラダラと書いた愚痴が、そのまま答えになっているような気がします。
Q.パブリック変数の使用で、処理の流れが追いにくい。
A.原則として、パブリック変数は禁止。タイマーなどの処理全体を制御する必要がある時だけ実装を許す。
Q.メソッド、関数、これらの使用方法がメチャクチャ
A.命名規約や引数の渡し方、受け方、呼び出し方、コメント(用途など)の強制。
Q.変数の使用方法がメチャクチャ
A.変数の命名規約を作成。原則として型を指定する、カウンターは整数型か超整数型、原則としたVariant型は使用しない。
Q.インデントがバラバラ
A.インデントのルール化
・・・・・・他にも色々と追加できそうですね。もうちょっと考えてみようかな?
■ 後書き
まぁ、色々書いたわけですが、ぶっちゃけると作成済みの他言語の規約と殆どが被るんですよね。なので、そのコピペでも良いくらいです。ただ、やっぱり言語特有の癖というか特徴というか、そういうのもあるので微調整が必要です。
さて、次回から、実際の規約を書いていきます。
前回:ExcelVBAのコーディング規約を作ってみた No.1 始まり
次回:ExcelVBAのコーディング規約を作ってみた No.3 規約作成
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