
■ 俯瞰
前々回(業務改善に挑戦 No.2 下から見上げる)の中で、下から上を見上げてみたのですが、それだけだと意味が薄いです。結局は担当者個人の力量に依存しているため、担当者が間違いを犯した時にフォローする事が出来ません。これでは、何かが起きても手遅れになってから始めて気づくことになってしまいます。
そうであれば、各担当者が行った仕事の内容を別の人間が確認する仕組みを用意すれば良いのではないでしょうか?
要する相互牽制、プログラミングの世界でいうならペアプログラミングが近いですかね。ただし、それを単純なチェックにしては上手く回らない気がします。なにせ、例に出したペアプログラミング自体が上手く回らない方が多いでしょうし。
相手が機械なら良いのでしょうが、人間が相手だとプライドとか拘りとか色々とあるので、それを無下にするわけにも行かないですよね。
■ 定期チェック
人員も少ない中で業務を回すためには、日々の業務負荷が増える方法は難しいし、導入時に抵抗も強いです。このような理由で日々のチェックが難しいなら、月に一度のチェックはどうだろうか?
月に一度、業務のチェックを行う日を設けて、そこで色々なチェックを行うのであれば、日々の業務負荷が少なくなるので進めやすいです。
■ 後書き
少しずつ纏まってきましたが、まだまだ漠然としていますね。ですが、これで具体的な内容に落とし込んでいく前提は出来ました。後は、少しずつ肉付けしていきましょう。
実は、俯瞰ということを言うのであれば、さらに一歩下がって部署そのものの存在意義を変えるような方法も考えられます。
例えば、社内のヘルプデスクを外注するという手もあると思います。ですが、流石にそれは手に余ります。というか、そのように会社レベルの方針で進んだ場合、当然の如く付随する問題への対応が・・・
「それで、何人減らせるんだ?」とか言われたくないしなぁ。
前回:業務改善に挑戦 No.3 ITIL(女の子のお仕事応援コミックエッセイ)
次回:ITILシラバス(予定)
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