
■ 互換表示
私の主な仕事は、会社の基幹システム(WEBシステム)のお守りです。そして、そこには開発作業も含まれています。諸般の事情でIEで使うことを前提にしているのですが、このIEがバージョンが上がるために表示がコロコロ変わってしまうため、デバッグが大変です。
開発環境にソースを投入して、通常モードでチェックして、そこから互換表示に変えて確認するという手順を踏んでしたのですが、複雑な画面の修正を行う場合は、生成されたHTMLファイルをパソコンに落として、そこでコチョコチョと実験を行っています。
ここで問題になるのは、IEの互換表示ってローカルのHTMLには機能しない(多分)ってことです。
■ 開発者ツール
ではどうするかというと、IEの開発者ツールを使えばよいそうです。
「ツール」をクリックして、表示されたメニューから「F12 開発者ツール」をクリック(メニューはALTキーを押すと表示されます)。

IEの下の方に、妙な画面(開発者ツール)が表示されます。ここで「Edge」をクリックします。

すると、こんなメニューが表示されます。どうやらこれで、バージョンの切り替えができるようです。

では、実験しましょう。まずは、初期表示。

10

9

8

7

5

はははははは(乾いた笑い)。ああ、確かにバージョンごとの差異を確認できるようですね。
・・・・・・・・って、違いすぎだろ!
それにしても悪名高い6が無いのは、5と6のレンダリングエンジンが同じってことなんでしょうかね?
■ 後書き
それにしても、エンジニアとしてはロジック部分に集中したいのに、なんで画面周りなんかで手間をかけないとダメなんだか。
まぁ、愚痴っても始まらないのですが、IEは1台のパソコンに複数のバージョンをインストールできないので、バージョンごとの表示の差異を確認するのが辛いです。
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