
■ 茶寮 桑名園
札幌の円山にある「茶寮 桑名園」(チャリョウ クワナエン)に行ってきました。

駐車場が3台だけらしいので、駐車できるか心配だったのですが、幸い1台分が空いていたので助かりました。
店舗は地下らしく、下り階段の手前の黒板にメニューとか営業時間とか書いていました。


店舗は小さめで、2人掛と4人掛けの席が数席ずつです。クーラーが効いていて、全体的に清潔な個人経営の喫茶店って感じです。

昼を廻ってちょっとした時間帯だったので空いているかと思ったのですが、結構お客さんが入っていて、まだ片付け中だった席に案内してくれました。
さて、メニューの方はどんな感じかなっと。



・・・何というか、本当にお茶屋さんですね。
■ 飲食
目的は「お茶屋さんの梅茶漬け」だったのですが、隣の席を見ると蕎麦を食べています。それに、甘味やお茶も興味深いです。
結局、悩んだ末に当初の目的を果たすことにしました。ただ、それだけだと寂しいので「冷たいほうじ茶」もお願いしました。
飲み物を出す順番を聞かれたので、出来た順番にお願いしたところ、まずは、ほうじ茶が登場です。

逆三角形のコップが喫茶店って感じ。それと、豆みたいなのが3つ出てきました。お茶請けってやつなのかな?
その後、しばらく待っていると本命の「お茶屋さんの梅茶漬け」が登場。

それぞれ、出てきた時にお店の人が説明してくれました。ぶっちゃけ、あまり覚えていないのですが、ほうじ茶の方はコップに直接口を付けて飲むと良く味わえるとかだったかと。茶漬けは、ご飯はお茶で炊いたもので、佃煮の方がお茶の葉を使っているとか・・・
■ 感想
まず、ほうじ茶に口を付けます。普段は流し込むように飲むのですが、折角の専門店なのだからと口に含むようにして味わってみました。
・・・アレ?
・・・・・・ウマイ?
何だろ、口の中に程よい苦味が広がって心地いい。お茶ってこんなに美味しいものだったんだ。正直、飲む前はスーパーのペットボトル入りのお茶と大差ないと思っていたのですが、なるほど、これは良いです。
次は梅茶漬け。ご飯は結構硬めに炊かさっているらしく、口の中でホロホロと崩れていく感じがします。基本的にはお茶で炊いただけのご飯で、それ以外の加工はしていないそうで、それ単体で美味しいってものじゃないようです。
佃煮や梅干し、わさびなどで味わうのですが、添加物に慣れた私の下にはちょっと薄味な感じがします。
っていうか、これ、どう考えてもお茶の味を楽しむ料理ですよね。実際、急須の中には結構な量のお茶が入っていて、ご飯を食べ尽くした後にも結構残っていました。
これはこれで悪くはないのですが、茶そば寿司か、おむすびセットの方が性にあっていたかもしれません。この辺りは、次回の楽しみにしましょうか。
■ 補足
お店は2人で回しているらしく、また、丁寧に作っているらしく、メニューが出てくるまでに結構時間が掛かっていました。お店の人も時間が掛かって申し訳なさそうにしていたので、この日は普段よりも人が多くて回しきれなかったのかもしれないです。
まぁ、それが一概に悪いって訳じゃなかったです。この日はゆっくりと体を休めたかったので、小説を読みながらノンビリ出来て却って良かったです。
少し残念だったのは、冷たいお茶を頼んだこと。外が暑いからって熱いお茶を避けたのですが、店内はしっかりとクーラーが効いていたので、冷たいお茶に冷たい茶漬けの相乗効果で、すっかり体が冷えてしまいました。
また、メニューから察するに、本命は温かいお茶。冷たいほうじ茶が想像よりも美味しかったので、こんなことなら温かいお茶を頼めば良かったです。
■ 後書き
訪問したのは、とある土曜日。とても天気の良いお出かけ日和だったのですが、ちょっと疲れていたので家でゆっくりしていました。
昼過ぎまで読書をしていたのですが、お腹が空いたので、どこかで昼食をと思ったのですが、少し前に郵便受けに入っていた札幌新聞というチラシ(北海道新聞の販促用らしい)に、この店のことが紹介されていたことを思い出したのです。
円山には良い店が沢山あるようなのですが、自宅から距離があるので滅多に行かないのですが、結構面白い店があるようなので、結構楽しめそうです。
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