■ お風呂
前回(
湯処花ゆづき、ロウリュと炭酸泉を堪能 前編)に続けて、スーパー銭湯 花ゆづきのお話です。
風呂の種類についてはホームページの方が詳しいので省略。ちょっと感心したのが洗い場です。普通、洗い場は座って使うものですが、ここは立って使うことを前提としたシャワータイプの洗い場があります。
日頃、シャワーで済ませることが多い人は、立ったまま体を洗うのに慣れているので、こっちの方が落ち着くのかも。また、立ちタイプは仕切りがしっかりしている(というか、壁)ので周りの迷惑を気にしないで良いところも良いですね。
もちろん、座るタイプの洗い場もありますよ(こっちの方が、数が断然多い)。そして、シャンプーとリンス完備。地味にありがたいです。
ホームページを見た時点で気付いていたのですが、ここは温泉じゃないです。ただの銭湯です。ただ、風呂の種類は豊富。音波、入浴剤(露天)、壷(露天)、打たせ湯(露天)、ジェット、炭酸泉。サウナは、普通のサウナとスチームサウナの2つ。スチームサウナは、足湯みたいに中央部分にお湯が流れていました。これは面白い。
種類は多いのですが、各浴槽は全体的に小さめ。お客さんが結構多いので、ちと入りにくかったです。
なお、私が最も気に入ったのは炭酸泉。私が知っている限り、札幌近郊で炭酸泉がある2つ目の施設です(一つは、里塚温泉ゆとり)。ゆとりはちょっと遠いし、冬場は運転が怖いので、こっちも良いかもです。
再入浴もOKってのは、ゆっくり過ごしたい身にはありがたいです。
■ 飲食、休憩
入り口でロッカーキーをくれなかった時点で分かっていたのですが、ここの食事はお金を払うタイプです。なお、タッチパネルの券売機で買う方式。
ロッカーキーの後精算は身軽だけど縛られている感じがする、お金タイプはお金を持ち歩く必要があって面倒。一長一短で、どちらが良いかは利用する人のスタイルによるのかな?
ビールセットやラーメンなどを食べたのですが、値段はかなり安め、その割には悪くないって感じ。良いとは言えないですが、そこそこ食べても高くならないので、気楽に使えるのが良いところ。
あんまりパシャパシャと写真は撮らなかったのですが、何枚かはあるのでぺたり。


食事は23時まで、ドリンクとデザートは24時までと、そこそこ遅くまでやっているのもありがたいです。
食事の種類の詳細は、やっぱりホームページ参照ですね。
食事は、一人がけのカウンター席、イスタイプ、座るタイプの3種類。少なくない席数があるのですが、食事時は満席の時間が随分と続いていました。
食事ができる場所とは別に、ゆっくりと体を横にすることが出来るスペースが2部屋。片方は扉付きの別室でリラックスルームとか書いてます。中には一人用の簡易ベットみたいなのと、上に掛ける毛布が設置。携帯&お話禁止の部屋ですが、テレビが設置されているので睡眠用ってよりは、心身を休めるための場所って感じ。
もう一つ、こっちは前述のリラックスルームの解放版みたいな感じ。こっちにはテレビも毛布もないけど、横になる簡易ベットは同じものがありました。
■ 岩盤浴、ロウリュ
別料金で岩盤浴をやっているのですが、2時間半おきにロウリュもやっているようです。


完全自動のレベル1と、スタッフが行うレベル2、レベル3の3種類。そして、第二土曜日と第四土曜日にはもっと強烈なのもやっているとか。
岩盤浴の方が、1部屋だけで53〜56℃くらいでしょうか。クールダウンルームも含めると2部屋かな?
寝る場所は20人くらい。全ての席に頭の部分に仕切りがあって、そこに小さな時計が付属していました。他のところは、部屋に1つか2つ時計を設置しているだけで、場所によっては見えなかったりするので、これはいいですね。あと、天井の部分が、何というか、星空見たいに光っていて、音楽も流れていて良い感じ。
せっかくなので、ロウリュも試してみました。
ロウリュって、確かフィンランドの方のサウナだったかな?興味はあったのですが、他のところだと日時限定とかでタイミングが合わなくて、これが人生初になります。
開始10分前に岩盤浴の入り口で整理券を配布する旨の館内放送が流れました。早速向かったのですが、勝手が分からないので不審者の如くフラフラしていたら、スタッフの方が「ロウリュですか?」って声を掛けてくれました。
何でも、装備は普通の岩盤浴と同じで下に敷く大判タオルと館内着で良いそうです。装備を揃えて行くと、そのまま中で時間になるまで岩盤浴用のタオルを二枚重ねにして座っているように言われたので指示に従います。
さて、開始時間になったら、ロウリュとは何なのかと言う放送(録音した音声みたい)が流れて、部屋の中央にある石から水蒸気が発生(暗くて見えなかったけど、多分、上から石に水を注いでいる)。
放送で、手を挙げると温度の差が云々というので手を上にあげてみたら、確かに温度が違う。熱い空気は上に登るのは当たり前のことではあるのですが、ここまであからさまに違うと新鮮な驚きです。
そして、巨大な扇風機が回転を始めて空気を撹拌!「おぁ、熱い。これがロウリュか」って感心していたら、そのまま終了。
・・・え?これで終わり?一瞬すぎて、何が何だか良く分からん。
本当は1回試してみるだけのつもりだったのですが、このままでは訳がわからんので、再挑戦しようかな?
どうやら、さっきのは自動運転のレベル1ってやつらしいので、次のレベル2も試します。レベル2からはスタッフが何かをしてくれるらしいです。
ってことで、館内で時間を潰して再挑戦。スタッフが二人、熱した石にバケツから水を注いで水蒸気を発生、手に持ったタオルをグルングルン回して空気を撹拌して熱気を下に降ろします。
それが終わったら、巨大な団扇で掛け声を掛けながら一人一人にヨイショ!ヨイショ!と扇いで熱気を吹き付けてくれます。これが少し続いて終了。
やっぱり時間は短かったのですが、なかなか面白い見世物だったので、パチパチと拍手。私の文章能力だと上手く伝わらないとは思いますが、一見の価値はあるものでした。
なお、次はレベル3もあるっていうので、こっちも試してみました。内容は、熱気が強くなるだけで、基本は同じです。こう書くと味も素っ気も無いのですが、この熱気というのが結構な威力でして、面白かったです。
■ 後書き
全体的な欠点として、タッチパネルの反応がやたらと悪いのが挙げられます。なぜだか異様に反応が悪いので、本当に押したのか不安になります。結局、連打することにしました(なお、後日改善されていました)。
この方式は、メニューを変更した時に便利なのは理解しますが、エンジニアとしては思うところがあります。
ところで、これで札幌近郊で良い&長時間滞在できるタイプの施設は一通り回ったと思います。少なくとも、ネットで探せるようなのは。
風呂だけなら良いところが他にもありそうですが、私は昼寝したり、ノートパソコンを持ち込んで動画を見たりブログの記事を書いたりって使い方がしたいので、少し場所が限られます。
前編:
湯処花ゆづき、ロウリュと炭酸泉を堪能 前編花ゆづきのホームページはこちら:
http://www.hanayuzuki.jp2016年3月23日追記(
湯処花ゆづき、タッチパネルが改善されていた)
最新の記事:
http://harikofu.blog.fc2.com/投稿記事の一覧:
http://harikofu.web.fc2.com/--- blog end —
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