社内SEの徒然なる日記

子会社との合併に伴うシステム移行 No8 言葉の違い

■ 違和感

データ、B/S、P/Lと数値は一致し始めたのですが、細かくデータを見て行くと何やら違和感を感じます。B/S上では発生している金額がデータ上には見当たりません。実のところ、いくつかのデータが完全な形で取得は出来ていないので、若干の差異は出ているのですが、それを踏まえても妙な感じがします。

問題になったのは、完工前の工事契約で発生する出来高の入金です。工期が長期間に渡る工事の場合(正確には条件は他にも色々とある)、完工前に一部の代金の請求と回収を行う事があります。そして、未成工事契約に対する入金はB/Sでは未成工事受入金という科目で表現されます。

ただ、聞いた所によると子会社では完工前の契約に対する請求(出来高請求)はしていないと聞いていました。請求をしないんだから入金も無いと思うのですが、何故かB/Sの未成工事受入金に金額が発生しています。

うーん、なんだろ?

■ 原因

まぁ、実際には請求をしなくても入金される事はあるので一概には言えないのですが、何やら気持ちが悪いです。

子会社から取得した工事データ上には出来高請求っていう項目があるので、それが未成工事の請求額だと思っていたのですが値は全て0になっています。入金と思われる項目もあるのですが、どうしてもB/Sの金額を作れません。

手詰まりになったので子会社のシステム開発元に問い合わせたのですが、未成工事の請求額と入金額は取得していた工事データには含まれていない(別の方法で取得する必要がある)という答えが返ってきました。

ん?では、取得した工事データの出来高請求って項目はなんなのかって聞くと、これは請求額ではなく工事の進捗率を表す項目だそうです。値が全て0だったのは、子会社では工事の進捗管理を行う機能を使っていなかったからだろうと。

■ 言葉の違い

結局「出来高請求」と言うと言葉の捉え方が異なっていた事が根本的な問題でした。私は請求する金額だと思っていたのですが、子会社(のシステム)では進捗率だったと。

はぁ、やれやれです。どうりで観光未収入金が売掛と工事データで違うはずだよ

前回:子会社との合併に伴うシステム移行 No7 現行システムの整合性
次回:子会社との合併に伴うシステム移行 No9 開発

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