社内SEの徒然なる日記

子会社との合併に伴うシステム移行 No7 現行システムの整合性

■ 移行結果の確認方法の思案

前回(子会社との合併に伴うシステム移行 No6 取得データとB/S)は、子会社のシステム(データ)がB/Sと一致している事を確認したのですが、一方でこちらのシステムって大丈夫なんだろうか?って疑問が湧いてきました。もちろん、月次で出力される帳票と会計(B/S、P/L)に渡す数値が正しい事は確認済みなのですが、そういう表に出るものとは別の観点で調べるとどうなるのかって事です。

なんで調べる必要があるのかって言うと、移行プログラムを実行した結果のチェックで使えるかなと思ったのです。

移行前については、こちらは上記の月次チェックをし、子会社は前回の方法(B/Sとデータの突き合わせ)チェックするとして、移行後(移行プログラムを実行した結果)が正しい事をどうやって証明すれば良いのかって考えないといけないと思うのです。

その過程で、会計とは関係ない箇所でシステムの整合性がとれているのかを調べる必要が生じたのです。

■ 整合性について

売掛残高というファイルがあって、このファイルは取引先別の売掛残高を管理しています。与信残高というファイルがあって、こちらは取引先別の与信残高を管理しています。

売掛残高は月度単位で管理されていて、前月残高 + 当月売上 ー 当月入金 + 未決済手形 ー 決済手形 = 債権残高 となっています。一方で与信残高は、与信限度額 ー 債権残高 = 与信残高 となります。そして、売掛残高の債権残高と与信残高の債権残高の金額は一致している筈なのです。

まぁ、厳密には集計単位の違いや、売上や入金が債権残高に反映するタイミングが異なるとか、差異が発生する要素が色々とあるので、その辺りを考慮しないと一致する金額は作れないんですけどね。


■ 合わない(泣)

んで、SQLをこねくり回して一致チェックを掛けてみたのですが、数件の取引先で金額が一致していません。

テスト環境に半年くらい前のバックアップデータを入れていたので、そちらでもチェックした結果、同じ差額が発生しています。どうやら、随分と前から差異が発生していたようです。んで、色々と調べていたのですが、結果として5年前に私が実行したデータパッチのミスである事が判明しました。

他人が作ったプログラムのバグにしたかったんですけど、どう考えても私の作業ミスなんですよね。自分で作った作業報告書を見ると、間違いなくミスってるし。

正直、こっそりとデータを直しても良かった(数年間気付かれなかったのだから、こっそり直しても誰も気付かない)のですが、そこはシステム管理者としての良心が許さなかったので、あらためて社内手続きを通してデータパッチを当てる事にしました。

■ 後書き

こんな感じで、システムの全体の整合性を確認出来るようなツール(SQL)を用意する事にしました。複雑な移行処理はPL/SQLで作成する事になったのですが、ちょっとした作業はSQL一発で実行しても良いかなぁと。

さて、次は何をしようかな?


前回:子会社との合併に伴うシステム移行 No6 取得データとB/S
次回:子会社との合併に伴うシステム移行 No8 言葉の違い

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