社内SEの徒然なる日記

子会社との合併の伴うシステム統合 No39 鬼門は手形

■ データが変

移行の翌日、手形を管理している部門から手形の内容が変だという問い合わせを受けました。

管理手法にもよるでしょうが、銀行の情報は複数必要です。受取手形だと、相手の振出銀行と取立銀行とか。ただ、取立を依頼する銀行が1行しか無い場合、データ上は取立銀行を保持していないってことはありえます。

・・・ってことだったようです。

こちらの場合、取立依頼をする銀行って数行あるらしいので別途項目を設けていたのですが、相手は振出銀行しかデータ上はない。移行する手形データを見たとき、何か変だと思ったのですが気が付きませんでした。

■ やっぱり変

これについては、私の分析ミスでした。手形の運用って概念的には理解できているつもりなのですが、どうも業務感覚がピンとこない。この辺りがミスの原因ですね。

ま、取立依頼済みの区分は設定できていたので、単純に銀行の情報を上書きして対応。とりあえずはこれで良いかな?

って思ったら、今度は自振手形と廻し手形の区分が違うという指摘。でも、データを見ると間違えていない。区分は持っていなかったので裏書人の入力の有無で判断したのですが、まずかったかな?

それに、現物と突き合わせていくと、振出銀行も間違っているものがあるらしい。

・・・そっちは知らんよ。

■ 失敗だったかな?

結局、現物と突き合わせて手入力で修正してもらいました。

前回もそうだった(子会社との合併に伴うシステム移行 No17 移行後)のですが、どうも手形の移行が上手くいかない。

理由は色々あるのですが、データの精度が悪いことも一因。

事前に現物と突き合わせることができれば良かったのですが、その辺りはシステム部門の役割とは違うので手を出せなかったんですよね。こんなことなら、手形については移行しないほうが良かったかも知れません。

私の勤め先は、管理系の部門がうるさ・・・もとい、しっかりしているので、データの精度はかなり高い。それに、手形は部署別に債務レベルまで管理できるようになっているので、間違えがあれば、どこかで気づくのですが、相手はちと違いますね。

いくつか他社のシステムを見たことがあるのですが、手形管理システムって会計上に繋いでいるだけで、債権債務にまで連動させているものを見たことがない。そうだとすると、使う情報って未決済かどうかってくらいだろうし、期日と金額が正しければ十分ってことになりかねない。

結局、精度の悪いデータを移行するよりも、頭数を揃えて人間が手入力したほうが良かったかもです。どうせ手形なんて大した件数はないんですし。

■ 後書き

だらだらと書いてきたこのシリーズも、もう少しで終わりそうです。読み返してみると、書くことは色々とあるのですが無理に引っ張ってもなんだし、キリのいいところで切ろうかと思います。

これで、今度こそ完結ですね。

・・・まさか、次はないよなぁ。

前回:子会社との合併の伴うシステム統合 No38 移行当日
次回:もうちょっと続くんじゃ


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