社内SEの徒然なる日記

社内SEから見たサーバ再起動の必要性(後編)

■ 続き

前編(社内SEから見たサーバ再起動の必要性(前編))では、サーバを定期的に再起動した方が良い理由を書きましたが、今回は逆に再起動しない方が良い理由を書いてみます。

■ 再起動しない方が良い理由

色々と理由はありそうですが、基本的には「寝た子を起こすな」って事でしょうかね。

特に、システム管理者が少ない(いない)なんて場合は、余計なことをしない方が良い場合が多いかも知れません。

1.ハードの劣化

再起動は、ハードの大きな負担を掛けます。負担が大きいという事は、それだけ故障発生率は高くなります(特にHDDは目に見えて壊れやすくなる)。

故障率を極小化したいなら、再起動しないのも手かもしれません。

2.起動処理に伴う障害発生

ひとつのサーバに複数のソフトをインストールしている場合、起動時にそれらが干渉しあって起動障害が起きることがあります。

これが毎回であれば手も打ちやすいのですが、大抵は、極めて特殊な条件下でしか発生しないと思います。

このように、システム自体が安定していないのであれば、極力触らない方が無難です。

3.常時稼働が前提

常時稼働が前提のシステム(メールとか)の場合、停止自体が不可能です。やるとしても関係者に周知したりと、手間が掛かるので現実的ではありません。

4.複雑な連携

起動時に別のサーバが動作していないと動かない、監視機能が存在していて、サーバ停止を検出するとアラート(警告ランプの点灯、メール送信など)が発生する。

■ 後書き

「結局、どっちが良いんだ?」って話ですが、答えはケースバイケースとしか言えないかと思います。

例えば、「ランニングコストを削減するために保守契約は結ばない、壊れた時には個別対応する」なんて恐ろしい事をやっているなら、ハード障害の発生率は極小化した方が良いでしょうし。

ちなみに、勤め先の再起動の基準はこんな感じです。

1.原則として、日曜日の早朝に再起動する。
2.社外の方に影響するサーバは再起動しない。
  (メール、WEBサーバ、認証サーバなど)
3.複雑な依存関係があるサーバは再起動しない。
4.起動時にソフト的な障害が発生したことがあるサーバは再起動しない。
5.仮想化している場合、ホストOSは再起動しない。

・・・なんか、思っていたよりも再起動しない条件が多いです。

前編:社内SEから見たサーバ再起動の必要性(前編)

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