社内SEの徒然なる日記

社内SEから見たサーバ再起動の必要性(前編)

■ 要件定義時の再起動

システム導入時には、ベンダーと要件を詰めながら作業を行うのですが、どのベンダーと話してもシステム要件として再起動の話が出てくることがありません。

こちらから話を振っても、「最近のサーバは再起動しなくても大丈夫になってきた」「他社でも24時間365日起動している」とか言ってきて積極的ではありません。

ただ、これって導入した後はどうなっても構わないっていうベンダーの都合でしかないと思うんですよね。

■ 再起動した方が良い理由

私が関係したシステムの場合、特別な事情が無い限りはサーバを再起動させています。

確かに、Windowsサーバの安定性は昔に比べて格段に向上しており、再起動させなくても問題なく動き続けます。それでも、やはり再起動はさせた方が良いと思います。

ただし、スケジューラなどで自動化した再起動に限定した話で、手動で再起動するのとは、また違う話とします。

1.安心感

昔の話ですが、電気設備工事のために自社ビルが停電になるので、社内の全サーバの電源を切断する必要に迫られました。

この時に、単純にシャットダウンさせて良いのか、電源を落とす順番は問題ないのか、そんな話が出てきて対応するのに随分と手間が掛かったものです。

最初からシステムの停止・稼働の設計をして、スケジューラで再起動をするようにしておけば、何かあっても安心して再起動を行うことが出来ます。

2.安定性の向上

安定したとは言っても、現実にはシステムの長時間稼働による障害が未だに残っています。

例えば、コレ(Windows2008で動いているソフトでバッファ系の障害発生)とか。

また、OSが長時間稼働に対応したとしても、そこで動いているソフトについては未知数で、動かし続けることで何らかの未知の障害が発生しないとも限りません。そして、そういった障害は解決までに多大な時間と手間が掛かることが多いです。

3.設定変更

ソフトをインストールしたり、設定を変更した時に再起動を要求されることが度々あります。「設定を反映するためには、再起動が必要です」とか。

ですが、サーバだけあって業務時間中に再起動することが難しいことも多いです。

特定の日時に再起動していた場合、設定だけ終わらせておけば再起動したタイミングで変更した設定が反映してくれます。

■ 後書き

パッケージ化された内容についてはベンダーはしっかりと仕事をしてくれるのですが、こういった非機能要件については及び腰になることが多いです。

実の所、この辺りが適当なために発生するトラブルって多いんですけどね。

この辺りが、私たち社内SEの存在価値ってことでしょうか。逆に言えば、こういった細かいことを考えられないなら価値が無いとも言えますがね。

さて、今回は再起動した方が良いと思うケースを書きましたが、次回は逆に再起動しない方が良いケースを書いてみます。

後編:社内SEから見たサーバ再起動の必要性(後編)

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